1:2020/01/09(木) 21:28:07.24ID:ATZ53cIB9 サンフレッチェ広島は9日、広島市西区のショッピングセンターで今季の新ユニホーム発表会見を開いた。
主にホーム用の第1ユニホームを日本代表DF佐々木翔(30)が、アウェー用の第2ユニホームをDF荒木隼人(23)が、GK用をGK増田卓也(30)が着用し、約300人のサポーターの前で初めて実物を披露した。
【写真】広島佐々木は第1ユニホーム、荒木は第2、増田はGK用を着用して登場
https://www.nikkansports.com/soccer/news/img/202001090000430-w500_1.jpg
今回注目されたのは、昨年12月23日に先に発表されていたアウェー用の第2ユニホームだった。
ナイキ社が提供する浦和レッズ、鹿島アントラーズ、広島の3クラブによる史上初の統一テーマでデザインしたことで、一部の広島サポーターが反発していた。広島のクラブには、年内だけで600を超える反対意見のメールが届いたという。
広島のクラブ関係者が説明するには、届いた意見は、主に次の3つに大別されるという。
(1)3クラブとも赤色の濃淡、トーンこそ違うが、シャツが白、パンツが赤、ソックスが白という、ライバルなのに同じように見える点。
(2)広島は過去に浦和に主力選手が多く移籍したため、浦和に抵抗を持つ人がいる。
(3)クラブが発表した「広島は、広島東洋カープのチームカラーの赤からインスパイア(影響)されたサルサレッドを採用しています」という説明。同じプロチームとはいえ、広島というクラブにはアイデンティティー(自己確立)がないのか、という意見が多かったという。
SNS上でも炎上する事態になり、クラブ側は「過去にないほどの反対意見の多さ」だったという。
広島は第1ユニホームは今回も含めて紫色を使用するが、第2ユニホームは11年に「宮島の鳥居」を連想される朱色を初めて使用した。17年にも発色性のあるイエロー(ベノムグリーン)を第2ユニホームに使ったが、今回の反対意見の数は想像を超えたという。
ただクラブとナイキ社が相談して取り決めたコンセプトは「白、赤、白の日の丸をイメージしたもの。今夏のビッグイベントに向けて、広島からも盛り上げていきたい。あくまで日の丸が大前提」という東京五輪を意識した配色だった。
加えて浦和はスポーツレッド、鹿島はディープレッド、広島はサルサレッドと違ったカラーだという。
この日、実際に第2ユニホームを着用した荒木は「SNSで話題になっていたので、このことは知っていました。やはり赤色は、サンフレのファンにすれば嫌悪感があったのかもしれない」と一部サポーターの心情に理解を示しつつ「僕自身はいいプレーを見せることだけを考えたい」と気を引き締めた。
第1ユニホームを着た佐々木は「とにかく軽くて着心地がいい。気合が入る」。期限付き移籍から4年ぶりに復帰した増田も「成長した自分を見せたい」と話した。ナイキ社の担当者も会見で詳細にわたってユニホームの決定までの経緯などを説明。来場した、ある男性サポーターは「シャツまで赤だったら絶対に反対していたが、パンツだけなら」と許容する意見もあった。会場のサポーターも拍手で盛り上げるなど、イベントは無事に終了した。
広島のクラブ関係者も「いろんな意見があるのは当然で、時間をかけてでも理解していただきたい」と神妙に話した。王座奪回を目指す昨年6位に終わった広島は10日、今季の練習をスタートさせる。
1/9(木) 16:33配信 日刊スポーツ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200109-01090430-nksports-socc
写真https://amd.c.yimg.jp/amd/20200109-01090430-nksports-000-13-view.jpg
created by melloblo
Leave a Reply