1:2019/11/26(火) 18:56:35.74ID:Czs7SoBe9 日本代表MF久保建英は、現地時間22日に行われたリーガ・エスパニョーラ第14節の敵地レバンテ戦(1-2)で同点ゴールを演出した。初得点を挙げた前節ビジャレアル戦(3-1)に続いてゴールに絡むなど、存在感を高めているが、スペイン紙「エル・ムンド」の地方版は「チームで最も才能がある」と高く評価している。
レバンテ戦でもスタメンに名を連ねた久保は、左サイドハーフとして序盤から攻守に積極性を見せると、0-1で迎えた後半10分に輝きを放つ。相手のクリアボールをスペイン人DFジョアン・サストレが奪うと、敵陣右サイドに回っていた久保がキープ。相手2人を引きつけ、フリーで駆け上がったサストレに縦パスを通し、そのクロスをスペイン人MFダニ・ロドリゲスが決めて同点に追いついた。
リーガ初ゴールに続き、同点弾のチャンスメークと2試合連続で得点に絡んだが、スペイン紙「エル・ムンド」のバレアレス州地方版は「タケ・クボ、日本人のチャンスメーカー」との見出しで久保の特集を組んだ。
「先発出場(5)は試合数(11)の半分以下にもかかわらず、久保はマジョルカで最もゴールチャンスを演出した選手となっている。必要性が高いマジョルカにあって、相手エリア内の霧の中で灯台の火を灯すためにタケ・クボがやって来た。(ビセンテ・)モレノ監督のチームでおそらく最も才能がある日本人選手はそれだけの力があるが、同時に最もエキスパートではない。スペースが彼の不在を際立たせる時に最後の数メートルでチームにビジョンと質を与えている」
「タケは長いプレー時間の中で目立たない時間帯がある存在となっている」
久保はリーガ初ゴールに辿り着くまでに10試合を擁した。その間、随所に輝くプレーを見せていたとはいえ、期待の大きさからすれば現地メディアから見ても満足できないものだっただろう。記事でも、「ここまで出してきたデータはどの面でも目を引くものではなかった」としている。ただし、それはすべてプレー時間(計609分)が「別の攻撃選手と比べて半分にすぎない」なかで残してきたものだ。
「バルメジョン(朱色/マジョルカの愛称)の26番(久保)のレベルは疑問を挟むものがないが、ビセンテ・モレノが持つパズルには若いアタッカーが数多くいる。ここまで右サイドで位置を固めてきたが、そこにはシーズンで最も活躍しているダニ・ロドリゲスの存在がある。また、モレノにとって納得しきれていないのは守備面で手堅さを失う点。監督が最近語ったのは、1部リーグまで押し上げたブロックであり、戦術的に熟知している存在。たしかにそれでも久保はしっかりと準備をし、監督・コーチの戦術的な要求に応える姿勢を示してきた。
直近2試合で、ビセンテ・モレノが抱えてきた離脱選手により先発メンバーを組む時にアジア人選手によるメリットがあったことは事実だ。(11月30日の)ベティス戦で監督が再びチームの灯台になった選手に先発の座を与えるかどうかは、今後の行方を占うことになる。はっきりしないのは、チームで最も輝きを放つ存在だとはいえ、最も粘りがない選手でもある。タケは長いプレー時間の中で目立たない時間帯がある存在となっている」
記事では、久保の才能を称えつつもレギュラー奪取への課題も指摘している。世界最高峰のリーガ・エスパニョーラで研鑽を積むなか、18歳のレフティーは次なるステップに進むことができるだろうか。
11/26(火) 18:40配信https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191126-00231352-soccermzw-socc
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