迫害される「アニメオタク」の消失と、声優の「タレント化」が進んだ理由は? ★2

1:2020/01/08(水) 07:04:20.03ID:uelhoAM19 ■カテゴリーとしての「アニメオタク」の消失

 その昔、「アニメオタク」は迫害の対象でした。年代や住んでいる地域によって差異は大きいものの、アニメが好きというだけで笑いものにしたり、時には暴力を振るったりする空気が濃厚にあったことは否定できません。私も学生の頃、アニメ『YAWARA!』のエンディングテーマ曲『いつもそこに君がいた』がお気に入りだと話した途端、クラスメイトたちが眉をひそめて不審げな顔を向けてきたのを、はっきりと記憶しています。今では信じられないような話ですが、世の中自体がそんな雰囲気だったのです。

 時代の変化を明確に実感できたのは、2006年にアニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』がテレビ放映され、爆発的にヒットした直後です。

 当時、それはかわいらしくてオシャレな、ファッション誌の読者モデルの少女とお話する機会がありました。高校に入学したばかりの彼女に、「学校ではどんなものがはやっているんですか?」と尋ねたところ、「私も含めてアニメを見ている子が多いです。ハルヒ、面白いですよね」と、ごく自然に答えたのです。

 付き合いのある広告代理店の方が、「我々の扱うマーケティングでは、もはやアニメオタクをごく限定された特殊なカテゴリーとして捉えていない」と語っていたのも同時期です。

 2006年はテレビアニメの制作分数(映像尺換算でどれだけの量が作られたか)が目立って伸びた年でもあり、私の実感した変化は、数字からもある程度裏付けられます。要するに、その年までにはアニメがごく普通の趣味として認知され、商品としてもより広く流通するようになっていたということでしょう。アニメだろうが何だろうが、他人の趣味をわざわざ気にする人が少なくなったというのもありそうです。

「アニメオタク」という呼称から侮蔑的な意味が薄れるにつれ、声優は中学生や高校生にとっての憧れの職業になりました。同時に、タレントとしての立ち位置にも変化が生じました。かつての「俳優による表現活動の1ジャンル」というポジションから、「個々のスター性がより求められる専門職」へと、見られ方が変わったのです。

 声優はどこまでタレントであるべきかという問題は、当の声優の間でもかなり議論があり、正否を論じるつもりはありません。ただ、タレントであるのは悪いことばかりでないとは言えるでしょう。

■声優の「タレント化」が進んだ理由は?

 声優の立ち位置の変化に伴って目立ってきているのが、一般企業がタレントとして声優を起用する事例です。水瀬いのりさんが出演したキリンレモンのCMは、彼女の透明感あふれる爽やかな魅力がフルに活かされ、大きな話題になりました。日本マクドナルドの「グラコロ」のアニメCMも、前田敦子さんと共に、竹達彩奈さんと愛美さんが前面に押し出されています。河出書房の「河出文庫ベスト・オブ・ベスト」フェアに斉藤壮馬さんが起用されたり、HONDAの公式ブログ「A Little Honda」で西田望見さんが連載記事を持ったりしているのも、従来であれば考えにくかった展開です。

 役者であるのと同時にタレントでもあれば、常に激しい競争にさらされているなかでも、声優が生き残る手段は昔よりも多くなっているのです。大手企業と結びつけば、活動の幅を広げていくきっかけさえ作れるかもしれません。

 声優の起用を考えている企業とは、何社かお話した経験があります。彼らが一様に注目しているのは、声優ファンの驚くべきコンバージョン率の高さです。いわゆる「顔出し」が主戦場の芸能人であれば、声優よりも広い層に大々的に商品などをアピールすることができます。ただし、アピールすればするほど、「見るだけで通り過ぎてしまう人」は正比例的に増えていきます。

 声優の場合、アピールできる範囲は相対的に狭いものの、この「見るだけで通り過ぎてしまう人」の比率が、目に見えて少ないのです。コンバージョン率の高さとはそういうことで、私はこれを、声優ファンの「信者力」と呼んでいます。

 本人や関連作品のSNSのフォロワー数は、「信者数」として見られます。ただし、それだけが判断材料になるのではなく、商品の宣伝であればその商品を本当に好きな人が優先されます。斉藤壮馬さんは読書家として、西田望見さんはバイク好きとして、自ら発信して知る人も多かったから起用されたのです。

以下ソース先で

1/7(火) 20:57
マグミクス
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200107-00010002-magmix-ent&p=1
https://lpt.c.yimg.jp/amd/20200107-00010002-magmix-000-view.jpg

★1が立った時間 2020/01/07(火) 22:29:35.79
前スレ
https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1578403775/

62 2020/01/08(水) 09:51:15.85ID:SKUDUdL00

声優の演技はキモい
チョンみたいに喚くだけで落ち着きのある声の方がいいな
米ドラマの吹き替えとかやってるのは低音で聞きやすいが
アニメは馬鹿チョンみたいにキーキー騒いでるだけだもん

63 2020/01/08(水) 09:54:40.85ID:gb9YbAqh0

>>62
2000年代頭辺りからか深夜アニメ萌えアニメが粗製乱造された
そのあたりから量産された声優がまさにそれ

64:2020/01/08(水) 09:57:46.78ID:P8OoU5lz0

>>63
キャラ数だけがやたらと多いゲームの影響じゃね?
そのゲームもガッツリ下火になってきてるけど

57:2020/01/08(水) 09:35:22.46ID:P8OoU5lz0

のぞみるw

21:2020/01/08(水) 07:52:09.38ID:rAKheHYd0

俺もまだ迫害を受けてた世代なんだけど、地元じゃそれがほぼ無かったんだよな
本来迫害するヤンキーがアニヲタだったから
外見はいかにもな感じなのに、俺とガンダムの話したり、周りも普通にアニメの話してた

53 2020/01/08(水) 09:30:50.11ID:FGnWXc880

人気声優がバラエティー番組に出たときの、独特の痛々しさは何とかならんのか

58:2020/01/08(水) 09:44:19.95ID:gb9YbAqh0

>>53
ユーチューバーなんかと一緒
普段自分のヲタク向けに活動してるから大衆向けじゃない
そりゃヲタクは何でも喜んでくれるさ

31 2020/01/08(水) 08:21:46.86ID:EQpAQFsJ0

オタクは今でもキモイだろ、カス

37:2020/01/08(水) 08:43:23.84ID:yZmsCiEt0

>>31
アニオタにすらなれない奴はカーストの最底辺だなw

28:2020/01/08(水) 08:12:19.49ID:uw8zsB240

若い女子オタクが増えて中年男性オタクは迫害されている気が

3:2020/01/08(水) 07:07:01.31ID:3rY23VQ+0

春日ももう
黒歴史だろ

37 2020/01/08(水) 08:43:23.84ID:yZmsCiEt0

>>31
アニオタにすらなれない奴はカーストの最底辺だなw

45:2020/01/08(水) 09:01:36.27ID:mmsaMPi50

>>37
基本どんな世界でも成功者はオタクだしな
そして本当のオタクはだいたい社交的だし幸せそうにしてる
好きな事で頭いっぱいだからバイタリティ高いしウジウジ悩んでもいない
現実逃避の手段としてオタク的な生き方してるやつとオタクにも成れないやつが最底辺だと思うわ

1 2020/01/08(水) 07:04:20.03ID:uelhoAM19

■カテゴリーとしての「アニメオタク」の消失

 その昔、「アニメオタク」は迫害の対象でした。年代や住んでいる地域によって差異は大きいものの、アニメが好きというだけで笑いものにしたり、時には暴力を振るったりする空気が濃厚にあったことは否定できません。私も学生の頃、アニメ『YAWARA!』のエンディングテーマ曲『いつもそこに君がいた』がお気に入りだと話した途端、クラスメイトたちが眉をひそめて不審げな顔を向けてきたのを、はっきりと記憶しています。今では信じられないような話ですが、世の中自体がそんな雰囲気だったのです。

 時代の変化を明確に実感できたのは、2006年にアニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』がテレビ放映され、爆発的にヒットした直後です。

 当時、それはかわいらしくてオシャレな、ファッション誌の読者モデルの少女とお話する機会がありました。高校に入学したばかりの彼女に、「学校ではどんなものがはやっているんですか?」と尋ねたところ、「私も含めてアニメを見ている子が多いです。ハルヒ、面白いですよね」と、ごく自然に答えたのです。

 付き合いのある広告代理店の方が、「我々の扱うマーケティングでは、もはやアニメオタクをごく限定された特殊なカテゴリーとして捉えていない」と語っていたのも同時期です。

 2006年はテレビアニメの制作分数(映像尺換算でどれだけの量が作られたか)が目立って伸びた年でもあり、私の実感した変化は、数字からもある程度裏付けられます。要するに、その年までにはアニメがごく普通の趣味として認知され、商品としてもより広く流通するようになっていたということでしょう。アニメだろうが何だろうが、他人の趣味をわざわざ気にする人が少なくなったというのもありそうです。

「アニメオタク」という呼称から侮蔑的な意味が薄れるにつれ、声優は中学生や高校生にとっての憧れの職業になりました。同時に、タレントとしての立ち位置にも変化が生じました。かつての「俳優による表現活動の1ジャンル」というポジションから、「個々のスター性がより求められる専門職」へと、見られ方が変わったのです。

 声優はどこまでタレントであるべきかという問題は、当の声優の間でもかなり議論があり、正否を論じるつもりはありません。ただ、タレントであるのは悪いことばかりでないとは言えるでしょう。

■声優の「タレント化」が進んだ理由は?

 声優の立ち位置の変化に伴って目立ってきているのが、一般企業がタレントとして声優を起用する事例です。水瀬いのりさんが出演したキリンレモンのCMは、彼女の透明感あふれる爽やかな魅力がフルに活かされ、大きな話題になりました。日本マクドナルドの「グラコロ」のアニメCMも、前田敦子さんと共に、竹達彩奈さんと愛美さんが前面に押し出されています。河出書房の「河出文庫ベスト・オブ・ベスト」フェアに斉藤壮馬さんが起用されたり、HONDAの公式ブログ「A Little Honda」で西田望見さんが連載記事を持ったりしているのも、従来であれば考えにくかった展開です。

 役者であるのと同時にタレントでもあれば、常に激しい競争にさらされているなかでも、声優が生き残る手段は昔よりも多くなっているのです。大手企業と結びつけば、活動の幅を広げていくきっかけさえ作れるかもしれません。

 声優の起用を考えている企業とは、何社かお話した経験があります。彼らが一様に注目しているのは、声優ファンの驚くべきコンバージョン率の高さです。いわゆる「顔出し」が主戦場の芸能人であれば、声優よりも広い層に大々的に商品などをアピールすることができます。ただし、アピールすればするほど、「見るだけで通り過ぎてしまう人」は正比例的に増えていきます。

 声優の場合、アピールできる範囲は相対的に狭いものの、この「見るだけで通り過ぎてしまう人」の比率が、目に見えて少ないのです。コンバージョン率の高さとはそういうことで、私はこれを、声優ファンの「信者力」と呼んでいます。

 本人や関連作品のSNSのフォロワー数は、「信者数」として見られます。ただし、それだけが判断材料になるのではなく、商品の宣伝であればその商品を本当に好きな人が優先されます。斉藤壮馬さんは読書家として、西田望見さんはバイク好きとして、自ら発信して知る人も多かったから起用されたのです。

以下ソース先で

1/7(火) 20:57
マグミクス
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200107-00010002-magmix-ent&p=1

★1が立った時間 2020/01/07(火) 22:29:35.79
前スレ
https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1578403775/

59:2020/01/08(水) 09:45:48.38ID:BR+aeR/i0

>>1
森口博子のこの発言が全てを示してる

「まだいいじゃん!わたしなんてデビュー曲はガンダムだよ!」

13:2020/01/08(水) 07:32:16.12ID:It8ZSi+F0

LiSAとかいうイキがったアニソン歌手が増えてきて萎える

76:2020/01/08(水) 10:09:14.46ID:/QctQ3SZ0

宮崎勤ってさ、部屋に山積みになったビデオテープがセンセーショナルに報道されて
「これが全部猟奇的なビデオ」
みたいに印象づけられたんだけど
実際はほとんどはごく普通のAVやアニメだったらしいな。
現代の若者が保存してるAVファイルに比べたら大したことない量なんだよなぁ。

まあでも当時の報道は連続殺人犯=宮崎勤=アニヲタって報道してたからな。
コミケ会場にわざわざレポーターがやってきて
「ここに何万人もの宮崎勤がいます!」
って否定的に報道してた。
そんな時代。

20:2020/01/08(水) 07:46:25.30ID:FvcJuWJA0

スレタイでなんちゃらの消失と掛けているとわかったおれはすごい

29:2020/01/08(水) 08:19:34.56ID:Y2VTqb9i0

むしろ本来の姿なんでは
声優一本で行けた時代の方が異様だっただけで

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